2005年01月22日 (土)

「仮面ライダー剣」が最終回です:その1

Photo:仮面ライダー剣

さて、明日はいよいよ「仮面ライダー剣(ブレイド)」の最終回です。

そもそも、この「剣」を見始めたきっかけというのが、ご多分に漏れず、某掲示板で話題になっていた「オンドゥル語」。特撮ヒーローものなんて、それこそ小学生の時分以来、十数年と見ておらず、平成ライダーの復活が巷を賑わせていた頃も興味すら湧かなかったのですが、どういう訳かこの「オンドゥル語」には惹かれるものがありました。

で、最初は冷やかし半分で見始めたものの、久しぶりの特撮ヒーローものは殊の外新鮮で、ドラマとしても結構馬鹿に出来ず面白い。意外とチープな特殊効果と、デジタル撮影ならではの軽薄な映像の質感、その割にはシリアスタッチな作劇が、これが奇妙なケミストリーを起こしていて、どうにも堪らない独特の雰囲気があるんですよ。「今の時代の特撮はこんな風になってるいるんだねぇ、へぇ〜」という具合に感心しきりで、結局、毎週欠かさず視聴するハメに。挙げ句の果てには、「特捜戦隊デカレンジャー」にまで食指を伸ばしてしまう始末(今は早朝にやっているんだよねぇ。戦隊ものの最後の記憶は夕方の放送でした)。入り口こそよこしまな気持ちだったものの、そこはもやはネタ要員ではなく、一つの作品として真面目に楽しめるようになるのに、時間は掛かりませんでした。

さて、その最終回ですが、構成、脚本のせいなのか、ここ数話は最終回間近にも関わらずいまいち話の盛り上がり所に欠けるというか、クライマックスへ向けた直線的な高揚感の演出というよりは、視聴者を置いてけぼりにした展開が唐突でよく分からない部分があったのですが、〆は果たしてどうなりますか。劇場版は未見なのですが、橘さんがどうなってしまったのか、非常に興味があります。まさか本当にあのまま死んでしまった訳ではないでしょう?期待していますよ。

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