2005年01月23日 (日)

「仮面ライダー剣」が最終回です:その2

「オンドゥル」が終わりました。

正直なところ、初見ではかなり微妙な感じがしたのですが……話の内容というよりは、演出や脚本が。私が非常にドライな見方をしているので、そう感じてしまう部分はあるのでしょうが、あまり世界観に入り込めませんでした。要、繰り返し視聴ですね。

Photo:仮面ライダー剣 Photo:仮面ライダー剣

さて、橘さんは案の定生きていました。良かった。しかし、最後は剣崎さんが摂理の不幸を全て背負うという形になり、アンデッド化。最終話としての流れ自体は綺麗にまとまっていたと思いますが、そこは大団円とは行きませんでしたね。まあ、仮に逆の選択肢で構成しても、その場合は始さんが封印されてしまう訳で、シナリオ上、大団円はあり得ない訳ですが。悲哀に満ちた切ない、悲しい物語ですね、この雰囲気こそが骨頂なのでしょう。

個人的には始さんも捨て難いのでパターン構成が難しいところなのですが、果たして、この結末は「剣」に相応しいEDとは言えても、ベストな展開だったのでしょうか。聞くところによると、劇場版は全てのアンデッドが封印されてからのアンソロジーだったようで、そうなると劇場版はTV本編とは完全にパラレルワールドの関係性ということになるんですよね。だったら、素直に始さんを封印する話でも良かったんじゃないか、という気もしますが、まあ、どうなんでしょうね。

気は早いですが、「剣」が本日で無事終了しまして、次の作品は「仮面ライダー響鬼」です。これで“ヒビキ”と読むんだそうです。なんでも太鼓で変身するんだとか(えー)。主演の細川茂樹さんは、例年に比べると異例と呼べるほど歳が逝っていますが、果たして、どんなライダーになるのでしょうか。とにかく「剣」を見始めた切っ掛けが切っ掛けなので、引き続いて「響鬼」まで継続視聴するかどうかは分かりません。ライフワークとして定着するか否かは、素直に出来次第ですね。

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