2005年03月02日 (水)

残虐ゲームを「有害指定」

うーん、これもどうなのかなぁ。何か犯罪が起こる度、ことあるごとにオタク産業としてのゲームが槍玉に挙げられてしまう昨今、よく知りもしないのに(知りもしないからこそ)権力者にとって、大人にとって都合良く蓋のできるゲームが何でもかんでも悪者にされてしまうのは到底納得出来ません。

が、一方で、ある程度の年齢制限も必要なのかなぁ、とは思います。規制には断固反対ですが、適切な教育レベルでのゾーニングは必要であろうと。個人的には、年齢制限が必要なゲームというのも、また確実に存在しますよね、という立場です。

とりあえず、少年犯罪や凶悪犯罪の一部の事象を取り上げて、ゲームのせいにするのは間違っているとは思うんです。反面、家庭、地域、学校、それぞれの場所に於ける適切な「道徳教育(情操教育や情報教育も含む)」が崩壊している現代社会にあって、緊急対処的、応急処置的な提案として、ある程度大人たちが規制に走らざるを得ないのは、人情として、或いは社会や行政のシステムとしては、理解できないことではありません。

例えば、GTAなんかを低学年の子供が店頭で遊んでいる、或いは、推奨年齢18歳以上と表示されているゲームで首を飛ばしてゲラゲラ笑っている、で、現状、そういったものを平気で小学生なんかが買えてしまうのはどうかと思うんですよね。アナーキズムには反対です。

リンク:
残虐ゲームを「有害指定」…ソフト対象は全国で初

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