2005年04月10日 (日)

ジョン・ウー、アニメを初プロデュース

あのジョン・ウーが、ザックリとした歯応えとケレン味のある男臭いアクション映画を撮らせたら右に出る者がいないと言われるジョン・ウーが、一見畑違いに見えるアニメ作品を初プロデュースとのこと。

ジョン・ウー:アニメ初プロデュース 木村佳乃も応援

うへぇ、マジですか。あまり映像化には恵まれていない印象のある「アップルシード」ですが、この辺りの作品は匙加減が非常に難しく、下手にスタイリッシュを気取った3DCGアニメにでもしようものならB級崩れ真っ逆さまという大チョンボも有り得る中で、正直、ジョン・ウーなんかが関わっちゃって大丈夫かなぁと。

というのも、最近の映画事情にはとんと疎い私ですが、元々、ジョン・ウーは私の好きな映画監督の一人だったんですよ。香港ノワールを確立した「男たちの挽歌」シリーズを始めとして、その香港仕込みの撮影スタイルがハリウッドというメジャーの地で身を結んだ傑作「フェイス/オフ」など、代表作はアクション映画史に名を残す逸品揃い。スローモーションを多用した緩急自在のドラマチックな絵作りと、キリスト教に根差した独特の宗教観をモチーフとしたカタルシス溢れる演出には定評があるところです。

しかし、近作はとんと精彩を欠いている印象で、ジョン・ウーの様式美が白日の下に結実した「フェイス/オフ」の流れで大いに期待を寄せた「ミッション:インポッシブル 2」の出来には酷くガッカリしたし、その後には「ウインド・トーカーズ」などというM:I-2の更に上を行く惨憺たる映画も撮っていました。それ以降の作品は寡聞にして把握していませんが、大して話題に上らないところを見ると、すっかり落ち目を迎えてしまったのかなぁと。

ジョン・ウーか、いい監督だったよね。新天地のハリウッドで認められるまでには時間が掛かったけど、それもキャリアの集大成である「フェイス/オフ」で日の目を見れたし。彼はハリウッドとの戦いに勝ち、そして支配することに成功した。でも、惜しむらくはそれがピークだったこと。今やすっかり落ちぶれてしまって、寿命の短い監督だったよね───なんて言いたかないんだ!腐ってもファンとしては。本当、ジョン・ウー監督ってばどうしちゃったのよ。という中でのこのお話ですから、いやはや、どうなりますか。

というかですね、盟友チョウ・ユンファとの黄金コンビ復活はどうなったんですか?待てども暮らせども積年の朗報は聞こえて来ず、放置プレイ、というより傍目にはまるでアウト・オブ・眼中に見える(まあ、この辺の話はチョウ・ユンファ周辺から聞こえて来る噂もあるので、ジョン・ウーサイドだけの問題ではないかもしれませんが)。プロデューサー業もいいですが、チョウ・ユンファが老け込んでしまわない内に、彼にまだ華がある内に、誰もが待ち望んでいる“チョウ・ユンファ主演”で面白い映画を撮って下さいよ。もう手遅れだとは言いたくないんだ……。

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