2005年04月18日 (月)

Adobe SystemsがMacromediaを買収

これはすごい。クリエイティブ・ソフトウェアの分野においては、最強タッグになるんじゃないでしょうか。事実上の業界標準プラットホームが出来上がる訳ですね。

米Adobe Systems、米Macromediaを約34億ドルで買収

私もAdobeのPhotoshopとIllustratorは愛用していますが(宝の持ち腐れともいう)、一方のMacromediaと言えば何といってもFlash。オーサリングツールとしてはDreamweaverくらいしか寡聞にして存じ上げないのですが、今後もMacromediaブランドは存続して行くのでしょうか。個人的には、UIの統合という点で、これらMacromediaの資産と技術が、Adobeの各種ソフトウェア群に吸収合併される形を望むのですが、果たしてどうなりますか。いずれにしても、PhotoshopやIllustratorにFlashコンテンツの作成機能が合流して、より親和性を増した強力なソフトウェアに生まれ変わると妄想すると、とても楽しみ。

そういえば、一頃、Webページ制作ツールを物色していた時に、GoLiveとDreamweaverで迷っていた時期があって。その時は、結局、諸事情から購入は断念したのですが、もし今後それらのソフトウェアを利用する機会が訪れたとしても、もう頭を悩ませる必要はないのですね。なんだか感慨深い。

……というのが第一報を見聞した時点での素朴な感想。ただ、この分野では名実共にAdobeの一強となるので、その点を考慮するとメリットばかりではないでしょう。資本主義経済において独占状態が定着するとろくなことにならないのは自明で、競争相手が居なくなるということは、単純に消費者にとって高止まりした価格として跳ね返って来るし、その上、巨人化した企業のいわゆるevil化も懸念されるので、テクノロジーの進歩と業界のイノベーションにとってマイナスの障害となる問題も出てくるんじゃないかなぁ。

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