2005年04月26日 (火)

我が家のペット達が手術を受けました

ここのところ、立て続けに我が家のペット達が手術を受けました。まあ、私はこんな体なものですから、我関せずを決め込んで......ではなく屋内の実働と心配だけは十二分にして、母者と妹者がせっせと病院に連れて行きました。

野良猫から飼い猫へ

先週は、野良猫上がりの黒猫、通称Jちん(♀)が、避妊手術を受ける為に病院へ。

この子はここのところホルモンバランスを崩していたらしく、数ヶ月に渡り、日中夜間と騒音に近い鳴き声と落ち着きの無さで、異常な発情が続いていたのでした。母者に曰く「天から降って来た子」と呼ばれているJちんは、元々、足の発育に問題があり(股関節周りの障害か?)尾っぽが縮れているのですが、その出自からして瀕死の状態で、真夏の炎天下の駐車場の片隅に、それはそれは生きているのも不思議なほどの衰弱した状態で倒れていたのを保護されたのでした。なものだから、拾われたばかりの頃は、体もガリガリに痩せ細っており、体力的な問題から手術は難しかったのですが、年月を経過して体調も回復し、体力的にもそこそこ充実してきたので、我が家の飼い猫として、今回、手術を行うことに。

術後は一晩病院に泊まって帰宅。帰って来たばかりの頃は、お腹の縫い痕が突っ張っていてかなりぎこちない動きをしていたのですが、今は元気にあちこち飛び回っています。相変わらず家族の中でも私だけは嫌われているようで、せっかく撫で倒してやりたくても、接近しただけで手足を加減なく思いきり噛むので、文字通り穴が空いて痛い。今度、抜糸に行って来ます。

椎間板ヘルニア

で、次はとばかりに昨日の出来事なのですが、こちらは予想外の大事で、現在、家族で飼っているとは言い難い"ワケアリ"のミニチュアダックスフント、通称Hちん(♀)が、突如歩行不能に。どうにも後ろ脚が踏ん張れない様子で、両脚を引きずりながらヨロヨロ歩きともゾンビ徘徊とも言えないような状態に。本当に前触れのない急な出来事で、突然、正常な歩行が困難になったものだから、一同動揺しつつも一過性の症状とも思えないので、急いで病院へ。

しかし、掛かり付けの獣医では手に負えず、紹介状を持ってちょっと大きめの動物病院に。診断の結果は「椎間板ヘルニア」。ミニチュアダックスフントのような胴長の犬種には必ず付きまとう病気なのですが、あまりにも唐突な症状だったので、正直なところ驚きました。幸い、重度の状態ながらも神経麻痺には至っておらず、手術を行えば、8割方歩行出来るようになるだろう、とのこと。検査等一通りを諸々行いつつ、緊急手術へ。

明けて本日、母者が電話で手術の無事成功を確認して、とりあえずほっと一安心。想定していたよりもかなり大掛かりな手術で、実際、五分五分だったそうですが、一週間ほど入院して、帰宅後はリハビリに取り組むことになります。

早く元気に歩けるようになるといいね、Hちん。

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