2005年05月23日 (月)

モンスターハンターG:PARの儀

与太記事です。自己矛盾や多大なる詭弁を孕んでいる可能性がありますので、一介のオフラインユーザーの戯れ言だと思って、適当に流し読みされることをオススメします。

さて、表題の件ですが、PARの使用は確かに邪道かもしれません(SCEIの定めるライセンスに合致していないという意味では、それこそ真っ黒でしょう)。それに、オンラインモードもあるこのゲームでは、チートが他のプレイヤーの迷惑行為となる可能性もあり、コミュニティ倫理や規範といった点で難しい問題を孕んでいます。ですが、こんなエントリを上げているからといって、どうか軽蔑しないで下さい。こと「モンスターハンター」というゲームにおいては、オフライン・オンリーのプレイヤーにとって、PARは重要なアイテムであります。

というのも、私はこのゲームにPARを使用していますが、個人的に「モンスターハンター」のオフライン・プレイに限っては、ゲームの本質を損なわない範囲内で、むしろPARを使った方が面白くなるのではないかと考えているからです。即ち、オフライン・ユーザーの場合、同じ製品版として5000幾許かの対価を支払っていながら、このゲームには色々と不合理な制約が多いので、それらの意図した"束縛"を解放するという点で、PARは重要なのです。

それは例えば、初代でいう"擬似オンライン"といった類いのコードに当たります。これは、完全に独立したオフラインでのプレイでありながら、オンラインモードと同様に街へ行くことができ、オンラインと全く同等のクエストが受注出来るという、まさに神のようなコードで、私がPARを購入するきっかけにもなったチートです。

残念ながら、Gではメディアプロテクトが強化されており、まだ"擬似オンライン"コードは解析されていませんが、オンラインのクエストを村でプレイ出来る「"擬似オンライン"とほぼ同等の効果」を生むコードは研究されているので、オフライン・ユーザーにとっては重宝することになると思います。

ちなみに、今、私が使用しているコードは、いわゆる"生産強化"です。例えば、"攻撃力倍加"といったようなゲームの面白さを削ぐコードは、自分自身の中でルールを設けて、使用しません。このコードを使う目的は、ズバリ、オンライン用の装備の入手です。一通りのクエスト("巨大龍の侵攻"除く)をクリアするまでは、勿論、正規のオフラインのカテゴリ内でプレイするのですが、装備が限られてしまいますし、すぐに行き詰まるんですよね。現に、自分の望む一通りの装備を作ってしまうと、やることが無くなってしまうんです。そこでこのコードを使うと、クリア後のお楽しみ要素として、新たな武具の入手を目標に、新鮮な気持ちで再びクエストをプレイすることが出来ます。オシャレコーディネイトも楽しめますし、グッと世界が広がるんですね。オフライン・プレイヤーにとっては、数多のチート行為が、逆にゲームの寿命を延ばすファクターなんです。

そういった意味で、オフラインに限っては、PARを使うことが本作の場合はむしろプラスに働くと考えています。当然、オンラインではチート行為は厳禁ですし、決して不正なプレイを推奨している訳ではありません。繰り返し、これはコミュニティ規範としても扱いが難しい問題なのですが、オフライン・ユーザーの為に、是非、今後もPARを使う余地は残して欲しい、というのが本音。ディスクのプロテクト強化でPARを一括遮断するのではなく、不正なチート行為に関しては、サーバー側で個別に管理し、アカウントBANなり、しっかりとデータを弾けるようになるのが理想です。

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