2005年07月29日 (金)

総務省の人口調査結果

総務省の住民基本台帳に基づく人口調査結果(3月31日現在)によると、男性の人口は6207万6658人で、前年同期に比べて1万680人(0.02%)減り、68年の調査開始以来、初めて減少に転じたとのこと。総人口の伸びも前年同期比0.04%増と過去最低の伸び率で、〆て1億2686万9397人。

男性初の減、総人口伸びも最低…人口減社会足音間近に

「人口減少社会」というものが何故そんなに問題視されるのか、あまりピンと来ていない拙者。総人口が減ることに関しては、むしろ望む所だと思ってしまう私はおかしいのでしょうか。人口が増え続けるって、なんか異常な現象のような気がするのですよ。物事には器に見合った量、適正な人口というものがあるでしょう。日本なんて資源や国土を考えれば1億人もいれば十分だっていう気がするのです。それくらいの方が余裕があっていい。

確かに、現体制のままでは社会保障制度や経済成長率などは多大な影響を受けるのでしょうが、一方で、深刻化するリストラであぶれる労働力があるように、この問題を解決するのに、ただ単に人口が増えればいいなんてことはないと思うのですよ。少子化なのに何故か足りない教師の数を憂い嘆く前に、社会の仕組みを時代に合わせて柔軟に変えていく方が適切。富国強兵ですか、国力のバロメーターが人口の多さに繋がる時代でもないでしょうに、少数精鋭ですよ。

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