2005年07月30日 (土)

太陽系に10番目の惑星か

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の発表によると、「太陽系で10番目となる新たな惑星が見つかった」とのこと。

太陽系に第10惑星か、冥王星の1.5倍 NASA発表

惑星は冥王星や海王星の軌道より外側で、氷の塊が集まったカイパーベルトと呼ばれる帯の中にあり、太陽系の惑星で最も小さい冥王星の1.5倍程度の大きさだと見られているそうです。この天体が惑星と認められるかどうかは、今後の国際天文学連合での議論次第ですが、しかし、惑星と確認されれば、地球の“兄弟星”の発見は1930年の冥王星以来となるそうな。

地球からの距離が非常に遠かった為、発見が難しく、正体の特定が遅れたそうですが、多くの天体や岩石が存在する辺境に当たる地域での発見、まだまだ未知の惑星が眠っていそうな、ロマンを感じさせるニュースですね。こうして日々、我々の住む太陽系でさえ、まるで分かっていないことだらけなんだなぁと実感するサイエンス。

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