2005年08月08日 (月)

横浜ベイスターズの佐々木主浩投手が引退表明

プロ野球横浜ベイスターズの佐々木主浩投手(37)が、今季限りでの現役引退を表明したとのこと。引退理由としては、5月に受けた右ヒザ手術の回復状態が思わしくないことを挙げていますが、「オールスターまでに納得いく投球ができなかったら引退すると決めていた」という。9日、フルキャストスタジアム宮城で行われる巨人戦が事実上の引退試合となるそうです。

横浜の佐々木が引退表明−日米381Sのストッパー

佐々木投手と聞いて私が一番印象深いのは、やはり米メジャーリーグのマリナーズ時代。圧倒的な存在感をもって打者を斬り伏して行く姿はまさに大魔神の名に相応しく鮮烈で、イチローと共にマリナーズを盛り立てる姿は頼もしく、壮観ですらありました。しかし、晩節はかつての勢いは失われて久しく、往年の姿からは想像もつかないほどに萎え衰えた投球は、無惨にも小さく見えたものです。おまけに、周囲は不倫・離婚騒動などで騒がしく、近年の心象はあまり良いものではありませんでした。

しかし、こうして振り返ってみると本人も色々と大変だったのでしょう、心中察するものがあります。とりあえずはお疲れ様でした、と言いたいですね。

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