2005年08月20日 (土)

堀江貴文社長が無所属で出馬

ライブドアの堀江貴文社長(32)が、衆院広島6区から無所属で出馬することを正式に表明しました。広島6区は自民党を離党した亀井静香氏(68)の選挙区です。

広島6区にホリエモン・ショック 脅威・歓迎・反発

無所属とはいえ、郵政改革には賛成の立場をとる傍ら、小泉さんの政策にも全面的に同調している様子ですし、自民党の要請を受けての出馬なので、事実上の自民党支援候補です。刺客だとか何だとかはどうでもいいですが、正直、驚いています。まさか本当にこの話を受けてしまうとは、ここまで節操のない人だとは思わなかった。一体、政治に携わり何をしようというのか、その政治理念や信条が読めません。おまけに、政治活動を行う一方で、livedoorの社長は意地でも堅持するというのですから、そのスタンスは大いに疑問。「金儲けの為」と言われても仕方が無い。しかし、今回は自民党も酷い。一種のポピュリズムですか、とにかく有名人に立候補をお願いして、とりあえず票をかき集めさえすれば……という一過性の人気取りに終始した選挙姿勢は、先行きに不安こそ覚えるものの、到底歓迎出来るものではありません(投票する方もする方だけどね)。

堀江さんにとっては縁もゆかりも無い広島県の小選挙区からの出馬、とはいえ、知名度がずば抜けた人間なだけに、人気投票だけで当選してしまうことを危惧しています。ミーハーな浮遊層の票がある程度流れてしまうのは致し方ないことかもしれませんが、どうか有権者には冷静にその政治姿勢を見極めて頂きたいですね。

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