2005年08月23日 (火)

スクウェア・エニックス、タイトーを買収

ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスは、ゲームメーカーのタイトーを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表しました。タイトー経営陣と、約36%のタイトー株を保有する現筆頭株主である京セラは、今回のTOBに賛同しているとのこと。

スクウェア・エニックス、タイトーをTOBで買収

スクウェア・エニックスはというと、既にとうの昔に興味の範疇から外れ、片やタイトーに関してもあまり馴染みのない私からすると、「ふーん」程度の感慨もありませんが、しかし、合併ではないという点がポイントですね。あくまでも子会社として運営し、タイトーブランドも継続する意向とのことなので、再編の続くゲーム業界にあって、無闇にブランドを併合しない今回の判断は、歓迎出来るものだと思います。和田洋一スクエニ社長が「相互補完の関係」と言うように、両社ともゲームジャンルや事業に重複が少ないので、相乗効果によるメリットが見込めるのでしょうね。対等な関係だと強調する今回の買収劇、額面通りに受け取るとするならば、双方の企業価値も高まるのでしょう。

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