2005年09月04日 (日)

NTTドコモ、「第4世代携帯電話」実用化にメド

NTTドコモは、ハイビジョン映像やCD並みの音楽を視聴できる「第4世代携帯電話」の技術の実用化にメドをつけたとのこと。通信速度は同社の第3世代携帯電話FOMAのなんと約2500倍で、理論上は光ファイバーとほぼ同レベルの超高速通信が可能になるらしい。今後、装置の小型化などに取り組み、実用化は当面2010年を目指すそうです。

ドコモ、第4世代携帯実用化にメド・光通信並み高速に

2010年というとまだちょっと先ですが、携帯電話で光ファイバー並みの通信速度というのは凄いですね。俄には想像が付きませんが、つい今しがた、家庭用の据え置きインターネット回線にようやくADSLが登場したところだったのに、今や理論値では光ファイバー並の速度で空中を電波が飛び交う時代、技術の進歩には驚かされます。

当初、鳴り物入りで始まった「第3世代」にもさっぱり惹かれなかった私が、初めて携帯電話にときめきました。確かに、たかが携帯電話にそこまでの通信速度が必要なのか、と言われればその通りなのですが、時にテクノロジーが足枷となってしまう現実を考えれば、非常に夢のあるお話です。登場までの5年間、バッテリー技術の向上やユーザビリティの改善をも見越せば、とても楽しみなプロダクツじゃありませんか。

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