2005年09月11日 (日)

本日のエウレカ + スーパーヒーロータイム(9.11)

「エウレカセブン」、やっぱりどこか品のないアニメです。でも、今日は普通に面白かった。「マジレンジャー」、やっぱり黄色は熱血漢です。静かにしっとりと、慕情を誘う寓話に心が洗われた。レイこと岡田茉奈さんも可愛かった。

が、しかし、今日は「仮面ライダー響鬼」に物申したい。

「仮面ライダー響鬼」は一体どうしたと言うのでしょうか。先週放送の「三十之巻 鍛える予感」からプロデューサーが交代になったことは風の噂で耳にしましたが、たった一人の新キャラクターの登場によって、ここまで雰囲気が変わるものなのでしょうか。私が好きだったこれまでの「響鬼」とは、どこか異質なものに感じられます。早合点であることを祈りたい反面、ネットの片隅で「俺にとっての『響鬼』はもう終わった」との言葉を残した名無しさんの気持ちが、今は少し理解出来るような気がします。

確かに、叩くだけなら誰にでも出来ることなのかもしれない、でも、「響鬼」にはこれまで積み上げて来たものがある、その思いを何処に吐き出せばいいのか、もしこのまま「響鬼」が明後日の方向に暴走して行ってしまうのならば、ただの凡百な特撮作品として埋もれ消えて行ってしまうことになるのならば、ファンとしては到底納得出来ることではありません。日曜朝のほんの一時の楽しみを奪わないでくれ、これまで築き上げて来た「響鬼」像を“裏切る”ような筋書きだけは勘弁してくれ、そんな切なる気持ち。奇を衒った展開など望みません、ただ、穏やかに、ヒビキさんと明日夢君を取り巻く日常と、猛士と魔化魍の闘いを彩る日々の時間が流れて行けば、それで良かったのです。

「響鬼」はもう、駄目かもしれんね。

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