2005年09月17日 (土)

フロムソフトウェア「クロムハウンズ(仮)」を発表

セガとフロムソフトウェアがタッグを組んでお送りするXbox 360向けメカアクション「クロムハウンズ(仮称)」。東京ゲームショウ2005におけるセガブースにおいて、実機を使っての解説、および多人数対戦のプレゼンテーションが行われました。

「アーマード・コア」以上の自由度とオリジナリティを――Xbox 360「クロムハウンズ(仮称)」

TGS2003での電撃発表を皮切りに、Xboxを中心としたマルチプラットフォーム構想の戦略タイトルとして立ち上がり、フロムソフトウェアより発売がアナウンスされたものの、その後は一向に音沙汰が無く、いつの間にか公式サイトも消滅し企画そのものが立ち消えになったと思われた矢先、突如としてセガ販売の独占タイトルとして復活を遂げた「クロムハウンズ」。Xbox 360故に興味も半減するところですが、フロムウォッチャーとしては、ゲーム本編よりも気になるのが本作のプロデューサー交代劇です。

開発の中心は引き続きフロムソフトウェアが担当していますが、「クロムハウンズ」は当初、佃プロデューサー担当の「クロムハウンド」としてデビューを飾りました。セガとのパブリッシャー契約を締結するに至った経緯を考えると、プラットフォームもXboxからXbox 360に格上げされた本作は海外市場を視野に入れたタイトルであることが伺えますが、沈黙の間には紆余曲折があったと予想されます。

佃プロデューサーにとって当時の「クロムハウンド」はかなり力の入った作品だった様子で、TGS2003の会場レポートでも、彼の熱の籠ったプレゼンテーションは「遂にマッスルトレーサーの実現か!」と期待感をもって伝えられていた記憶があります。佃プロデューサーは、ACNXを製作途中に鍋島プロデューサーと交代になり、その後はめっきり表舞台には姿を現さなくなりました。ユーザーコミュニティをも巻き込んだ一連の騒動は、「佃プロデューサーの事実上の更迭」と憶測を呼び、広報に飛ばされたとの噂も流れましたが、一説にはユーザーの署名や要望が引き金になったとも言われる中で、サスペンダー佃の身に何が起こったのか。ユーザーのプレッシャーに押し潰されたとも見えるお家騒動の中で、開発現場から身を引いたことは本人の意思なのか、それとも彼は本当に干されてしまったのか。穿った見方の一つや二つもしたくなるほど、陰謀論を唱えるには充分な要素が揃っています。

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