2005年09月28日 (水)

「MONSTER」ほか 最終回

地上波は秋の改編期に差し掛かかりました。お気に入りの番組が軒並み終了して行くこの時期は気が重い。昨日は「内村プロデュース」が5年半の歴史に幕を閉じたほか、当初の期待を大きく下回り、本編は尻すぼみのまま、深夜の波間に埋もれて行った河森正治監督の「アクエリオン」が最終回を迎えました。本日は、長期に渡る放送となった「MONSTER」に加え、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」「かみちゅ」の3本が最終日。

謎に満ちた緊張感のあるシナリオも然ることながら、レベルの高い作画でもってハイクオリティな作劇空間を提供していた「MONSTER」。しかし、間違いなく良質な作品だったにも関わらず、どういう訳か飽きるのが早くて、中盤以降はほとんど視聴する機会がありませんでした。最終回では、どうやら人々は安息の日常を迎えていたらしく、ヨハンを巡る話の結末がどうなったのか、展開を察することもままなりません。不憫なことをしたものです、合掌。

一方、各エピソードを総括すると、1stシーズンほどの盛り上がりはなく、かといって決してつまらない訳でもなく、どこか煮え切らない安定した低空飛行にもどかしさを感じた「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」。CM編集の為に本編がブツ切られる不快感、煩わしさを覚えずにはいられなかった最終回は、得るほどのカタルシスはなく、悲哀と感傷に満ちた終末でした。そして、全てのインパクトはタチコマの「死」に集約され……タチコマに訪れた2度目の「死」、しかしそれは、今度こそ個体の完全なる消滅を意味するのです。緑になっちゃったのよ。キュートで愛らしい、心憎いまでのアイドルだったタチコマよ、さようなら。

「かみちゅ」は「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」と放送時間が重なった為にビデオ録画。最後は、神様の爽やかな恋の成就が見て取れたようです。今季、質の高い“癒し”を提供してくれた「かみちゅ」、久々に波動がピッタリと合った作品でした。後日、じっくりと鑑賞しようと思います。

リンク:
MONSTER @ 日テレ
攻殻機動隊 SAC 2nd GIG @ 日テレ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man
かみちゅ!

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