2005年10月01日 (土)

村上ファンドが阪神電鉄株大量取得

元通産官僚の村上世彰氏(46)が率いる投資顧問グループ・村上ファンドが、阪神タイガースの親会社である阪神電鉄株を26.67%取得し、筆頭株主になったとのこと。あくまでも投資が目的で、現段階で経営介入は否定しているそうです。

阪神エライこっちゃ買収されるで…村上ファンドが株大量取得

阪神セ・リーグ優勝の影で、村上ファンドによる株の大量取得が行われていた模様。これが即座に球団の買収や経営介入に繋がる訳ではないとのことですが、将来的な見通しは不透明。

それにしても、この村上ファンドという存在、「もの言う株主」として広く認知されている割には、実体がよく分からないので、不気味です。先頃、楽天とlivedoorが球界で繰り広げた騒動に見比べれば、「村上ファンド筆頭株主」如きでは騒ぎ立てるに値しない出来事にも思えるのですが、しかし、何せそういう団体の所業ですから、阪神球団にとって「善いこと」なのか「悪いこと」なのかは一見して判断がつきません。でも、株価は継続して上昇の傾向を見せているということですから、客観的に評価すれば「善いこと」になるのかなぁ。

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