2005年10月07日 (金)

「舞-乙HiME」開始

噂の木曜深夜のアニメ激戦区の直中、注目の「舞-乙HiME」が始まりました。

前作に当たるプロジェクト第一弾の「舞-HiME」は、一見して不明瞭と見受けられ、作品との距離感を計り兼ねている内に、序盤の数話を視聴しただけでバッサリと切り捨てられてしまったのですが、その尾を引いている手前、装いも新たに開始された「舞-乙HiME」も、かなり微妙な手応えだったと言わざるを得ません。

元来、サンライズ印のアニメは決して嫌いではなく、デジタル時代にやや評価を落としつつも、ソツのない作りは流石といったところなのですが、それ以上でも以下でもなく、本作については特に語るべき見せ場は見当たりませんでした。しかし、それ以前に、題材というのか設定というのか企画というのか、こういうキャピキャピのキャラクターアニメは単純に苦手なのかもしれない。視聴に忍耐を要するのがその証拠でありましょう。

ただ、そういった内容の如何に関わらず、今回「舞-乙HiME」で大きな見所だったのは、主役のアリカ・ユメミヤ、彼女の中の人。直前に友人から情報をもたらされるまで存じ上げませんでしたが、アリカ・ユメミヤの声を演じているのは、あのデカピンクこと“ウメコ”、菊地美香さんだったのです。特撮、アニメ、子供向け教育番組と、こういう方面での活動を主軸にお仕事を展開されているのですね。並み居る声優さんの中で、取り留めて何かポイントがあった訳ではありませんが、こうして順調に活躍の場を広げていることを、いち“ウメコ”ファンとしては喜ばしく思うのです。

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