2005年10月08日 (土)

巨人戦の年間視聴率、過去最低

今季の巨人戦ナイター中継の年間平均視聴率が、関東地区で10.2%だったとのこと(ビデオリサーチ調べ)。04年の12.2%を下回り、集計の始まった89年以降で過去最低を記録したそうです。

巨人戦の年間視聴率、過去最低10・2%

かつての趨勢を考えれば落ちたものですが、巨人頼みのプロ野球中継も、もはや潮時ということなのでしょう。放送時間の延長短縮に始まって、ペナントレース終盤は深夜の録画放送に切り替えられた試合も多かったようですが、そろそろ編成を抜本的に見直す必要があるのだと思います。これだけ趣味も趣向も多様化した時代に、ただでさえプロ野球人気の低迷が囁かれる中で、いつまでもゴールデンタイムの特等席に座を構えて、放送時間を占有する必要はないでしょう。足掻くのは止めてくれやれと、今までこれだけ温情を頂戴していたのだから、きっぱりと諦めることも必要です。

とは言ってはみたものの、流石に全試合がいきなりCSやCATVに振り替えられることは有り得ないので、そうなると無難に深夜の録画放送が妥当な線になりそう。しかしそれでは、深夜でとばっちりを食らう夜型人間の視聴者が、私を含めて続出しそうです。そう考えると、やっぱり今の時間帯での放送が一番丸く収まるのかもしれない。ただし、放送時間の延長は無し、これが絶対条件で。

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