2005年10月09日 (日)

長州力が新日本プロレス復帰

長州力(53)が、古巣の新日本プロレスに「現場責任者」として電撃的に復帰したという。長州力の新日本復帰は2度目。長州力が運営するリキプロは存続し、所属籍は残すとのこと。90年代に新日本マットを牽引した長州力のリーダーシップに期待する、という名目で、復帰の発案者はオーナーのアントニオ猪木(62)。5月に就任したサイモン猪木社長、長州力しか知らないトップダウン人事だったそうです。

【新日本】長州が“現場責任者”として2度目の復帰

聞くに及んで相当やばいらしいと言われていた10.8東京ドーム大会、気付いたら昨日ですよね、3万8千人満員御礼らしいですが、果たして実動員数は如何程ばかりか。しかし、観客動員が伸びないのも頷けます、ただでさえつまらない昨今の新日本プロレスにあって、カードが酷いもの。メインがブロック・レスナーを担ぎ上げたIWGPヘビー級選手権試合の何故か3WAY戦。非常に低い位置で安定した低調なマッチメイクを印象づけるアングルは、魅力皆無。かの団体の体たらくを象徴するに相応しいラインナップです。

こうも激しく没落して行くサマを見届けるのは心苦しいけど、でも、この期に及んでこんな茶番を繰り広げているようでは、もうダメでしょう……ここまで基盤の脆弱な団体だったとは、時分、思いも寄らなかった。少々情けなくもあり、落胆と怒りが入り混じった複雑な感情。日本最大最強のメジャープロレス団体、キング・オブ・スポーツ、栄光は遠くなりにけり、負のスパイラルが、勢いまっしぐらですね。

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