2005年10月15日 (土)

6代目ジェームズ・ボンドにダニエル・クレイグさん

人気スパイアクション映画「007」の6代目ジェームズ・ボンド役に、英国人俳優のダニエル・クレイグさん(37)が選ばれたことが発表されました。

6代目ジェームス・ボンド役に、ダニエル・クレイグさん

2007年に公開予定のシリーズ21作目「カジノ・ロワイヤル」(マーティン・キャンベル監督)に出演するとのこと。初代ショーン・コネリーさんから数えて5代目に当たるピアース・ブロスナンさんは、昨年降板を表明していました。

一部にはユアン・マクレガーさんが有力視されているという報道もありましたが、結局、最終候補株の中で本命視されていたダニエル・クレイグさんに決定した模様。無名という訳ではないのでしょうが、ここ極東の地ではほとんど露出のない役者なので、新鮮さが受け入れられ、ここから羽ばたく契機となるか、逆に知名度の無さが災いするか、総じて吉と出るか凶と出るかは不透明です。

ただ、個人的にはかなり注目していて、彼のシルエットにはヨーロッパの古い街並や感情を抑えたクールな映像美が栄えそうで楽しみです。37歳の割には老けて見えますが、英国人らしい無骨さと渋さが伺えて、なかなかいいんじゃないでしょうか。少なくとも、ユアン・マクレガーさんよりはずっと収まりが良い気がする。

しかし、ピアース・ブロスナンさんがシリーズ屈指のハマり役だっただけに、その後釜と考えると若干のプレッシャーがあるかもしれませんね。シリーズ初の「金髪のボンド」ということですが、染めずにそのまま行くのかな?色々と興味深く、また、007シリーズの転機を予感させる意欲的な起用劇です。

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