2005年10月31日 (月)

写真で見る「100ドルPC」

やや旧聞に属しますが、話題になった「100ドルPC」の写真が公開されています。

フォトレポート:ベールを脱いだ「100ドルPC」

「開発途上国の学校が、子ども1人につき1台のノートPCをそろえられるようになることを目指して開発されている」同端末ですが、クランクを巻いて充電が可能など、幾つかの革新的なギミックが搭載された、随分と魅力的なPCにデザインされています。

そのスタイルには未来的な提案の数々が詰まっていて、量産化されれば、むしろ私たちの購買意欲を刺激してしまうんじゃないでしょうか。多少高額でもいいので、開発途上国とは明確に価格差を付けた上で一般販売して貰いたいなぁ。幾らかの“税”を上乗せした価格で販売し、その税収を直接途上国への資金援助に充てるとか、また当該の地域では極限まで価格を下げて販売するとか、そんなエコシステムが構築出来たら素敵だと思う。

尤も、そういう開発途上国にはPC以前にもっと必要なものがある気もしますけどね。平等に教育が受けられる環境だったり、質の高い教師だったり。そういう意味では、むしろ本当のターゲットは、先進国の中の低所得者層だったり、就学が困難な世帯だったりするのかもしれない。まあ、それはまた別の話ですね。

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