2005年11月05日 (土)

ハッスル・マニア2005、和泉元彌が勝利を飾る

「ハッスル」シリーズの集大成となる「ハッスル・マニア2005」が3日、横浜アリーナで開催されました。この日は満員となる1万4573人が観戦。プロレス初挑戦の狂言和泉流二十世宗家・和泉元彌は元WWEの鈴木健想に必殺の「空中元彌チョップ」で勝利。また、メーンハッスルでは、同じくこれがプロレスデビュー戦となる“レイザーラモンHG”ことHGがインリン様に「逆M字固め」でフォール勝ちしたとのこと。

朝のニュースでチラッと映像を見ましたけど、和泉さんは勝ってしまったんですね。「ハッスル」だからこそ許される結果───と言ってしまえばそれまでですが、とりあえず死ななくて良かった。一方で、勝つにしろ負けるにしろ、素人相手にどの道噛ませ犬な鈴木健想さんは損な役回り。まあ、個人的には新日本時代しか知らないから、元々が背負った看板だけがデカい見かけ倒しの(酷い)、地味で弱っちいレスラーという印象しか無いのだけど。それを考えると、むしろ世間の脚光を浴びたことが健想さんにとってはおいしかったのかもしれない。しかし、和泉さんもいいけど、HGさんの卑猥な試合と場外での駆け引きをもっと見たかったなぁ。読んで字の如く「ハッスル」したと思われるHGさん、地上波でその勇姿が拝めないのは勿体無い。

それにしても、今回、和泉さんの参戦には訝しく思う気持ちがあった反面、レイザーラモンHGさんといい、お馴染みのインリン様といい、「ハッスル」は随分と思い切った人選をする。毎度、芸能人の起用の上手さには感心してしまいます。マネジメントの手腕が光ってますね。

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