2005年11月13日 (日)

「TRICK 新作スペシャル」の巻

見た→TRICK 新作スペシャル

終了23時越えの長尺ドラマにしては、よく見た。
これほどしっかりTRICKを見たことは無かったんじゃないかってくらい、
よく見た。

お馴染みのバカバカしさに一々突っ込みを入れながら、
あれこれ推考を巡らせて。
よく笑った、面白かったです。
近作の中ではかなりレベルの高いエピソードに仕上がっていた気がします。

登場キャラの露出に偏りがあったり、
捻りのないストレートな展開に萎えたり、
将又、
オチに肩透かしを食らったとか、
種明かし〜自白諸々の流れに拍子抜けしたとか、
脚本に関して不粋なことは言わない。

手練れた俳優陣による演技は素晴らしく、
仲間由紀恵さんの濡れた姿に若干興奮した、それだけで充分。
悪名高い菊池愛介さんが最小限の出演に留まってくれたのもポイント高し。
多少の粗には目を瞑れるくらい、勢いがあった。

番組の最後には「TRICK -劇場版2-」の告知と共に、DVDの宣伝も。
そのDVDには、例の“やむ落ち”映像が特典として収録されるという。
それも41分。
カットしまくりじゃん、そんなに端折っちゃって大丈夫だったの?
構成のバランス、一部の登場キャラがぞんざいな扱いだったのは
果たしてそういうことで(チガウ)。

小ざっぱりと、潔くまとめられたTVバージョンは
手頃なお茶の間サイズとしては良かったけれど、
TRICKファンとしては、これはDVDも見ないと駄目だなぁ。

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