2005年11月20日 (日)

本日のエウレカ + スーパーヒーロータイム(11.20)

エウレカセブン

出会いは突然、いつも唐突。物語も中盤を迎えたところで、また随分とスケールの大きな話に。惑星の存亡、果ては壮大な創造宇宙にまでテリトリーが及ぶとは、お見それしました。異系の生物と言っていいのか分からないけど、コーラリアンなんていざ実体が登場すると急にオカルトチックな香りも漂ってきて。でも、「ああ、そういえばこれってSFだったのね」と、そのことに改めて気付かされたりもする訳です。意識しないと忘れてしまう刹那ですが、本質的な部分では精神世界を描いたオカルトでもあります。

ここのところ、急に脚本のタッチが変わった様な気もしますが、まあ面白いからいいのかな。ただ、このアニメは、伏線を張るとか謎を散りばめるとか、そういう小手先のテクニックが云々ではなくて、単純に構成に難があるのだと思います。だから、世界観の全貌が明らかになるにつれて、エピソードそのものはどんどん胡散臭くなっていく。決して破綻した作品ではないのですが、今一歩のところでメジャーになり切れない粒の小ささが伺えます。

仮面ライダー響鬼

相変わらず転校生の桐矢君がうざったい。一時に比べれば幾分持ち直してきた感のある「仮面ライダー響鬼」ですが、この人だけは頂けません。こういうストレスの元になるだけの嫌味なキャラクターは単純に苦手です、特に演者さんが大根さんだし。物語を展開させる為のきっかけであるにしても、余りにも力技過ぎてカタルシスを得るところまで話が転がらず、視聴者が起承転結をフォローし切れません。こんなアクセントはいらんのです。

それはそうと、今回はなんとあきらさんが鬼に変身するそぶりを見せました。桐矢君と明日夢少年を揃って弟子に採用するなど不可解な行動を見せるあきらさんですが、その裏に隠された“真意”を探っていく展開。しかし、イブキさんをサポートする傍ら、この1年の放送では変身すること無く終わるものだとばかり思っていたから、ちょっと驚きました。もし、完全に鬼の姿になるのだとしたら……ちょっと楽しみ、かも。

とまれ、最近はあきらさんこと秋山奈々さんの魅力に目覚めつつある私。あれを演技と呼んでいいのかどうかは分かりませんが、特徴的なルックスも芝居も共に癖のある方で、独特の走法に泥臭さも感じるのだけど、そこがまた愛おしい娘っ子さんです。

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