2005年11月30日 (水)

2001年WRCチャンピオン、R.バーンズが死去

2001年のWRCチャンピオン、リチャード・バーンズが11月25日亡くなりました。享年34歳。ミツビシ、スバル、プジョーで活躍したリチャード・バーンズは、03年の最終戦、ウェールズ・ラリーGBに向かう途中で脳腫瘍による発作が起きラリーを欠場、その後、長い闘病生活を送っていました。

星状膠細胞腫、癌の一種で完治の難しい病だったとのこと。スバル→三菱→スバル→プジョーと渡り歩く中で、彼の黄金期とも呼べるスバル時代のことはよく覚えていません。朝日新聞の1面広告にスバル優勝の文字が踊っていたのは彼の時代だったのかな。晩年、プジョーに移籍してからは勝ち星に恵まれませんでしたが、03年にはタイトル争いに絡むなど、真に実力のあるドライバーであったことは衆目が認めるところ。スバルファンとしても、彼が再びブルーのスーツでドライビングする姿を見たかった。ラリースポーツの世界で35歳というのはあまりにも若過ぎる逝去で、実に惜しいことをしたものです。

ご冥福をお祈り致します。

リンク:
01年WRCチャンピオン、リチャード・バーンズが死去
スバル「バーンズは伝説のドライバー」
「バーンズは強敵だった」とマクレー

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