2005年12月03日 (土)

PS2の全世界累計生産出荷台数が1億台を突破

あくまでも生産出荷台数であることがポイント。販売台数ではありません、というか出荷台数ですらない。

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、11月29日時点で、プレイステーション2の全世界での生産出荷台数が1億台を突破したことを発表した。 2000年3月4日の発売から約5年9ヵ月での達成は、プレイステーション(PSoneを含む)の約9年6ヵ月での達成よりも、約3年9ヵ月早く、家庭用ゲーム機史上最速のスピード記録となる。

プレイステーション2の全世界累計生産出荷台数が1億台に到達!

いつかも書いたことですが、きっと内訳の半分は、ソフトが動かなかったり、或いは本体が故障したことによる買い替え需要で、実態は、数字ほど市場の拡大に意味を馳せる記録ではないと思います。未だに現役で動くファミコンに比べ、特にピックアップが弱点だと言われるPS2は極めて脆弱なAV機器。子供が扱っても壊れない頑丈なハードを───そんな設計ポリシーをソニーに期待するのはどだい無理な話なのでしょうか。「ソニータイマー」と揶揄される製造手法がPS2ラインでも活用されているのかは定かではありませんが、しかしそれよりも、同一ハードでありながら、型番によって動作しないタイトルが公然と存在するという事態がそもそも前代未聞。考え得る最悪の商法です。

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