2005年12月04日 (日)

FIA、2006年のF1エントリーリストを発表

FIAは12月1日、計10チーム、20名からなる2006年のF1エントリーリストを発表しました。

1 フェルナンド・アロンソ  マイルドセブン・ルノーF1チーム
2 ジャンカルロ・フィジケラ  マイルドセブン・ルノーF1チーム
3 キミ・ライコネン  TBAマクラーレン・メルセデス
4 フアン−パブロ・モントーヤ  TBAマクラーレン・メルセデス
5 ミハエル・シューマッハー  スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
6 フェリペ・マッサ  スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
7 ラルフ・シューマッハー  パナソニック・トヨタ・レーシング
8 ヤルノ・トゥルーリ  パナソニック・トヨタ・レーシング
9 マーク・ウェバー  ウイリアムズF1チーム
10 ニコ・ロズベルグ  ウイリアムズF1チーム
11 ルーベンス・バリチェロ  ラッキーストライク・ホンダ・レーシングF1チーム
12 ジェンソン・バトン  ラッキーストライク・ホンダ・レーシングF1チーム
14 デビッド・クルサード  レッドブル・レーシング
15 TBA  レッドブル・レーシング
16 ニック・ハイドフェルド  BMWザウバーF1チーム
17 TBA(ジャック・ビルヌーブ)  BMWザウバーF1チーム
18 テアゴ・モンテイロ  MF1レーシング
19 クリスチャン・アルバース  MF1レーシング
20 TBA  スクーデリア・トロ・ロッソ
21 TBA  スクーデリア・トロ・ロッソ

FIA、2006年エントリー発表。チームアグリの名前はなし!

BMWと離別した「ウイリアムズF1チーム」はコスワースのエンジン供給を受けプライベーターとして参戦。

BMWワークスチームの名称は「BMWザウバーF1」に

そのBMWはザウバーを買収しワークスへ。「BMWザウバーF1チーム」の名称にはチームの体制を考慮して創設者の名前が残されています。

ジョーダンは「MF1レーシング」に! マシンカラーリングが初公開
F1初のロシアチームが誕生 ミッドランド、ロシア国籍でエントリー

ジョーダンを買収したミッドランド・グループは、“ミッドランドF1チーム”を意味する「MF1レーシング」としてエントリー。F1史上初のロシアチームとなる「MF1レーシング」は、ホワイト、シルバーグレー、レッドが配色されたニューマシンのカラーデザインを公開しています。

レッドブル第2チーム、結局『スクーデリア・トロ・ロッソ』に

レッドブルに買収されたミナルディは、一旦発表されていた「スクアドラ・トロ・ロッソ」を改め、モータースポーツ界でよりポピュラーな言葉を用いた「スクーデリア・トロ・ロッソ」に変更になりました。

ホンダ、新名称は「ラッキーストライク・ホンダ・レーシング・F1チーム」に
ホンダ、2006年のチームエントリーの詳細を発表(プレスリリース)

BARを買収し単独参戦となった注目のホンダは、正式チーム名称を「ラッキーストライク・ホンダ・レーシングF1チーム」としています。ラッキーストライクが引き続きタイトルスポンサーを務める為、2006年型マシンのカラーリングに大幅な変更はないものと見られており、良くも悪くも、マシンの外観は昨季とさほど代わり映えしない様子です。しかし、旧BARのチーム体制にまで変化が無いのでは勝利は掴めません。名実共にホンダの一員となるチーム構成員には背中に1本鉄骨でも通して、襟元を正して貰わないといけない。

「エントリー落ちは手続き上の不備」亜久里が正式コメント
「再申請する」とスーパーアグリ。参戦には全チームの了承が必要に

一方、世間の注目を一手に浴びていた「スーパアグリF1」は、残念ながらリスト入りすることが出来ませんでした。申請が却下された理由は「参加登録に関する手続き上の不備」とされていますが、FIA側が詳細を説明していない為、憶測を呼んでいます。代表の鈴木亜久里氏は、引き続き来季デビューを目指し再申請を行う旨を明言していますが、仮にFIAがエントリー申請を認めても、加えて全10チームの合意が必要となるなど、チームは厳しい立場に置かれています。琢磨のシートは、実質「スーパアグリF1」にしか残されていない状況なので、何とかこの壁を乗り越えて貰いたい。最悪の場合、琢磨は来季のF1参戦を断念し、1年のインターバルを覚悟しなければなりませんが、今は希望を諦めずに、今後の展開を注視する必要があります。

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