2005年12月08日 (木)

SMBCコンサルティング、2005年ヒット商品番付

三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングは5日、2005年のヒット商品番付を発表しました。毎年恒例と言えば日経MJのヒット商品番付ですが、これはそれとは別物の企画です。

ヒット商品番付は、1年間の商品や一定カテゴリの商品群、人物・社会現象などから、マーケットに与えた意義やインパクト、今後の成長性などを総合的に判断し相撲の番付形式でランキングするもの。

「新語・流行語大賞」同様、この手のメディア総括には不可解な部分も少なからずありますが、大凡の印象としては堅い番付。“電車男”に“萌え”に“オタク”に、通年ホットなキーワードを量産し続けた「アキバ」は代表格でしょう。東京に引き蘢っているとイマイチ実感の湧かない遠方のビッグイベント「愛知万博」も含めて、「iPodファミリー」「ブログ」辺りは鉄板です。横綱・大関は頭一つ抜けて、付け入る隙の無い強豪がそろい踏みしました。月並みではありますが、納得のランキングです。

こうして見ると、やはりIT関連の銘柄が強いのだけど、唯一個人として輝きを放つ「宮里藍」にも注目したい感じ。ミーハーな私ではありますが、彼女には一過性の人気に留まらない、風格と魅力を感じます。活況を呈した女子プロゴルフ界を代表してのランクインではありますが、彼女自身、商品価値の高いアスリートであることは間違いないでしょう。

リンク:
2005年のヒット商品番付でブログが大関に。横綱は愛知万博とアキバに
西の横綱は「アキバ」——ヒット商品番付

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