2005年12月28日 (水)

「M-1グランプリ2005」優勝はブラックマヨネーズ

若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2005」決勝戦が25日、テレビ朝日で行われ、関西の本格派、「ブラックマヨネーズ(吉本興業)」が参加3378組の頂点に立ち、第5代チャンピオンに輝きました。

お笑いファンの間では、年の瀬といえば「M-1グランプリ」。しかし、第5回を数えるに至ってもなお、まともに視聴できた試しがない私。今年の決勝戦もすっかり見逃してしまいましたとさ。

第5代の優勝者は「ブラックマヨネーズ」。まだまだ関東では知名度がないらしく、初めて耳にするコンビ名でしたが、評価は飛び抜けて高く、グランプリの栄冠は誰もが納得のものだった様です。昨年来、密かに「笑い飯」の勝利を祈願し応援して来ましたが、残念ながら今年もその夢は叶いませんでした。一方、例の結婚宣言もあって、一部メディアの注目を集めていた「南海キャンディーズ」は見事に最下位。正直、名前を聞いただけで真っ先にお呼びでないコンビだと思ってしまった私は捻くれ者でございます。

時に、昨今のお笑い番組は、芸人の持ちネタや漫才をただ披露するだけの実直硬派な番組が少ないので、この手の演芸コンテンツは貴重です。中でも「M-1グランプリ」は、参戦者に平等に機会を与え、派閥を超えた実力のみの競争を煽り、審査員にその道のプロを配するという勝ち抜きグランプリ。歴史は浅いながらも、早くも若手芸人の登竜門と呼ばれる一定の格式を持ち合わせた大会であるからして、それがゴールデンタイムに視聴できるというのは捨てたものではありません。

今年は他局で類似の企画も催されるとのことですが、お笑い好きに価値ある番組として、この先も末永く生き残って貰いたいものです。予選の模様なども定期的に放送されると、通年の彩りが増えてなおのこと視聴者には有り難いし、グランプリとしても箔が付くのではないでしょうか。

リンク:
M−1ブラックマヨネーズ涙のV…南海キャンディーズは最下位
M−1はブラックマヨネーズが優勝

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