2006年01月03日 (火)

ラグビー大学選手権、早大が連覇に大手

冷たい雨の降りしきる国立競技場。天候の影響からボールが手に付かず、ミスが目立つ両陣営。それでも最後には、早稲田の底力、強さが光りました。再三のチャンスに恵まれながらも攻撃の機会を逸した法政に対して、FWで圧倒した早稲田は余裕の試合運び。セットプレーでの連続ターンオーバーからオールラウンドに攻撃を展開し、異例のスクラムトライまで奪って見せる。集中力の途切れない強力なプレッシャーに、法政は成す術がありませんでした。

31年ぶり連覇に王手!早大、スクラムトライ決め法大に圧勝

今季大学選手権での早稲田は、1回戦の立命館戦、選手権史上最多タイ記録となる大量126得点を挙げて圧勝したものの、その反動からか、準々決勝の慶応戦では今季最小のロースコアに留まり、苦戦を強いられました。しかし、今回の準決勝では、その点、しっかりとチームを立て直して来ています。実力に裏打ちされた隙のなさは流石という他なく、よもや、穴という穴は見当たりません。

早大“大爆勝”126得点で立命大を粉砕
早大、今季最少の26得点…慶大に圧勝も笑顔なし

これで、1月8日の決勝は5年連続で関東学院戦となります。隔年ごとに優勝を分け合って来た両校、勝ち上がるべくして勝ち上がって来た宿敵同士の対決は、さぞや熱いものになるでしょう。しかし、アルティメット・クラッシュを標榜する早稲田は今季もまた強し、必ずや勝利を収めてくれると、半ば確信するのであります。

ARCHIVES

  • Browse All Archives [1745] »

RECENT ENTRIES