2006年01月04日 (水)

古畑任三郎 ファイナル 第1夜 〜今、甦る死〜

実は第1夜のエピソードにはあまり期待しておりませんでした。が、中々どうして面白い。石坂浩二に藤原竜也と、実力派のWキャストが健闘し、ストーリーを盛り立てれば、贅肉であるところの西園寺刑事を押し退けて、西村雅彦演じる今泉慎太郎が目出度く復活するなど、見所も豊富。余韻もそこそこに、見事なお手前でございました。

フジテレビ:古畑任三郎 ファイナル

古畑任三郎 ファイナル 第1夜 ~今、甦る死~
「私が出会った犯人の中でも、もっとも巧妙に殺人を犯した男が登場」
2006年1月3日(火)21:30~23:40

古畑任三郎 ファイナル 第2夜 ~フェアな殺人者~
「フェアな殺人者・バッター、ライト、イチロー、ピッチャー、警部補、古畑任三郎」
2006年1月4日(水)21:00~22:48

古畑任三郎 ファイナル 第3夜 ~ラスト・ダンス~
「最後の殺人者は私が出会った中でも、特に美しく、そして特に哀しい女性」
2006年1月5日(木)21:00~23:03

一見してロケ撮りが多かったことと、また演出の妙味から、軽薄さ、チープさを売りとするこれまでの古畑フォーマットとは若干雰囲気が異なって感じられた第1話。オーソドックスなサスペンスドラマの様式が前面に押し出されたカメラワークには奥行きがあり、新鮮な味わい。真犯人が最後まで明らかにならないというシリーズ初の試みも、思わず舌を巻く展開がしっかりと用意され、一先ず成功した様に思われます。基本的に荒唐無稽なお話でありますし、特に物語の終息へ向けての強引さは相変わらずですが、非常に計算された脚本で、2時間の長尺でもダレることなく、総じて満足度の高い仕上がりでした。

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