2006年01月05日 (木)

新日本プロレス1.4東京ドーム大会、動員4万3000人

Logo:新日本プロレス

先日のテレ朝「新春!格闘スペシャル2006」は体調不良(笑)の為にすっかり見逃してしまいましたが、聞くところによれば、この日は新日本プロレス最後の東京ドーム興行だったらしい。その甲斐あってか、観客動員数は3大会ぶりに4万人台に乗せ、4万3000人(満員)としました。

ここ数年は、形振り構わずチケットをバラ撒くも観客動員に結びつかず、いよいよヤバいと言われて久しかった新日本プロレスの東京ドーム大会。それだけ、東京ドームのキャパシティに対して彼らのポテンシャルは明らかに力不足でしたから、“撤退”という判断が下されるのも当然の結果なのでしょう。

89年4月の初開催以来、バブルに沸く新日本プロレスの旗印として格闘界を牽引していた東京ドーム大会が終焉を迎えたこと、それは時代の変遷をまた一つ物語る出来事です。しかし、その一方で、プロレス業界そのものが大幅に衰退しているのかと問われれば決してそうではなく、気鋭のハッスルを筆頭に、同じ土俵で勝負するノアや、全日本プロレスでさえもむしろ盛況を謳歌しているのだという。悲しいことに、新日本プロレスだけが没落の一途から抜け出せないでいる。もがき苦しみながらも、日毎、自滅の道を突き進んでいる新日本プロレスは一体何処へ向かうのか。既に旬を過ぎたブロック・レスナーにエースを託すことで、その道が拓けるのでしょうか。

リンク:
復活信じてドーム大会終止符/新日本
レスナー最後の勝者/新日本
東京ドーム興行“撤退”も…5月大会は未定

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