2006年02月08日 (水)

「iPod nano」1GBモデルが発売

Appleは、容量1GBの「iPod nano」を発表しました。基本的な機能は従来モデルと同様。2月7日から販売が開始されています。

2GB、4GBモデルに加えて、新登場の1GBモデルのお値段は17,800円。手頃な容量を携えて、より一層お求め易く。さらに、これに合わせて「iPod shuffle」も値下げされ、1GBモデルが11,900円、最安の512MBモデルは7,900円となっています。アクセサリー感覚で、より気軽に手に取ることができるようになりました。

新型「iPod shuffle」の登場は一先ずお預けとなりましたが、攻め手に事欠かない最近のAppleは本当に商売上手。iPodファミリーは日毎に盤石なラインナップを揃え、他社を完全に圧殺する勢い、付け入る隙を与えないどころか、追随を許しません。いずれ消費者がiPodそのものに飽きるか、何かよっぽどのことが起こらない限り、“その他”の勢力が現状を覆すのは難しいのではないでしょうか。ライバルを自称するSONYも、「ウォークマン A」の提灯ブログがどうとか、完成度に欠けるCONNECT Playerの不具合がどうとか、滑稽な一人芝居で地団駄を踏んでいる場合じゃありません。本気で彼らを追い越す気なら、足元見据えて“謙虚”に頑張らないと。

なお、併せて、米国のiTMSで提供するテレビ番組数が50を超えたこと、これまでに購入されたビデオダウンロード件数が1200万件以上に達したことも発表されています。1月のMacworld Conference & Expo San Francisco 2006では、ビデオ販売について累計800万ダウンロードを突破したことが報告されていました。以来、およそ1ヶ月ばかりで400万ダウンロードを記録したことになります。日本では近頃あまり動きのないiTMSですが、本国での人気は未だ衰えを知らず、好調そのものですね。

リンク:
アップル、容量1GBのiPod nanoを発売。iPod shuffleも値下げ

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