2006年02月12日 (日)

「SUPER AGURI Formula 1」プロモイベント

元F1ドライバーの鈴木亜久里氏がチーム代表を務める「SUPER AGURI Formula 1」。2005年11月の参戦発表から3ヶ月、F1を統括する国際自動車連盟(FIA)から、先月1月26日にようやく今季のエントリーを正式に認められ、新規参入が決定しました。既にチームの概要と車両の仕様を公開しています。

亜久里、エントリー承認を受けコメントを発表。ドライバーは近日中に明らかに
「今しばらく待って」琢磨がホームページを通じてコメント
スーパーアグリF1の全容が徐々に明らかに——マシンスペックとチーム体制を発表。残るはドライバーのみ

一方、2月11日には、東京・青山の表参道にて、公式ホームページでも予告されていた「SUPER AGURI Formula 1」初の公式プロモーションイベントが開催されました。表参道をフラッグ・ジャックする大々的なイベントでしたが、鈴木亜久里チーム代表からはめぼしい情報は聞かれず。ドライバーに関しては、2月14日にイギリスはシルバーストンで行われる「SA05」シェイクダウンの場で発表される見込みだという。

亜久里「選手発表はもうすぐ、期待に応えられる形で。そして日本GPではパワフルに戦う」
SAF1の“手裏剣ロゴ”が表参道の至る所に!! スーパアグリが表参道をジャック

早ければ年明けにも、と言われていたドライバーラインナップの発表は未だに行われていません。水面下での調整が難航しているのか、チームの動きは想定していたものよりもずっと遅く、シーズンへの影響が心配されます。とはいえ、佐藤琢磨との契約は確定的なので、注目されるのはセカンドドライバーです。残念ながら、個人的に期待していたアンソニー・デビッドソンの線はなくなってしまいましたが、となると、いよいよ日本人ドライバーの起用が現実のものとなるのでしょうか。オール・ジャパン体制の可能性には心が躍りますが、戦力として考えられるドライバーは限られています。その中でチームがどのような決断を見せるのか、注視したいですね。

スーパーアグリ、キックオフは2月14日のイギリス初走行

なお、開幕戦から使用する「SA05」は、アロウズの2002年型マシンを改良し、ホンダV8エンジン、ブリヂストン供給のタイヤを使用するもの。2月14日のシェイクダウン後は、2月21日から行われるスペイン・バルセロナのカタルーニャ・サーキットの合同テストで本格的なテスト走行を開始するとのこと。シーズン途中、4月23日のサンマリノGPから、完全オリジナルシャシーの新車「SA06」を投入する予定です。

リンク:SUPER AGURI Formula 1

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