2006年02月15日 (水)

冬季 トリノオリンピック 2006 開幕

Amazon.co.jp:DE9

既に5日目を迎えています、第20回冬季五輪。

現地時間10日夜、日本時間11日未明、イタリアの古都トリノにあるコムナーレ競技場で開会式が開催されました。今回のオリンピックは、史上最多の80カ国・地域から約2500の選手が参加し、17日間、冬季最多の7競技84種目で行われるとのこと。

工期の遅れが懸念されていたトリノオリンピック2006も無事に開幕。ついぞ5日前まで開幕日を知らなかったくらいですから、私の興味はトリノなどには遠く及んでおりません。そもそも、冬季五輪の見所と言ったら、スピードスケート、ジャンプ、フィギュア……ってなもんで、例外的にヒットしたのは地元開催だった98年長野五輪くらいですから、夏季五輪に比べてどうしても盛り上がりに欠けます。

ただ、イタリアらしいパッション溢れる開会式は華やかで、見応えがありました。テーマは「情熱のスパーク」。リズム、情熱、スピードをコンセプトとしながらも、どこか品格のある小洒落たショーアップがお見事でした。ちょっとしたサプライズだったのが、ハイライトを飾ったF1マシンのパフォーマンス。甘美な轟音をスタジアムに響かせながら、フェラーリ謹製F1マシンのアクセルターンが披露されました。自動車産業の街でもあるトリノ、その伝統文化とテクノロジーの融合を象徴したものであるということですが、使われたのは2005年型のマシンだったそうで、これだけでもうお腹いっぱい。どうせなら五輪マークを描写してくれれば良かったのに……なんて嘯きながら、思いがけず感動してしまったramhorn05jです。

肝となるところの入場行進では、ポップでファンキーなナンバーが用意されました。誰もが一度は耳にしたことがあるポピュラーなディスコヒットをラインナップ。日本ではやや使い古された感のある楽曲が多く、却って野暮ったかったかもしれませんが、少々場違いな雰囲気を感じつつも、軽快なリズムに身を踊らせながら、こんな選手入場もありかなと、一人合点した次第。ネットでの評判も上々の様子でした。

冬季オリンピックの開会式に、世界的なテクノDJが参加!

なお、式典の主要な演目では、Richie Hawtinのサウンドが起用されていました。名前くらいしか存じ上げないDJですが、テクノ基調の高揚感あるサウンドは、なかなか良かったと思います。最新作「DE9: Transitions」をリリースしているRichie Hawtin、今度CDを物色してみよう。

リンク:
眠れない夜が始まる…トリノ五輪開幕
加藤、岡崎ら堂々と行進 トリノ五輪

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