2006年03月09日 (木)

「ファイナルファンタジーXII ポーション」を食す

Photo:ファイナルファンタジーXII ポーション

3月7日より限定販売されている「ファイナルファンタジーXII ポーション」ですが 、お約束通り、恐いもの見たさに一本調達して来て貰いました。しかし、大方の予想と大半の評判通り、これは不味い。

パッケージのデザインや雰囲気は良いんですよ、シンプルにして洗練されたラベルに、クリアブルーの瓶も神秘的で、ポーションのイメージをよく体現しています。しかし、蓋を開ければその印象も一変。薬用シロップの様な強烈な香りからして、一方的に食欲を殺がれます。味も非常に独特で、甘いとも酸っぱいとも表現できない複雑なもの。少なくとも、これは清涼飲料水ではありませんで、健康ドリンクや栄養ドリンクの類いですね。良薬は口に苦しとはよく言ったもので、成分は体に良さそうなものばかりが配合されていますが、後味が最悪だったので、回復効果は±0です。

この手の栄養ドリンクをよく飲む人にはそこそこウケている様子ですが、正直、これは「売れない商品」なのではなかろうか。限定販売で正解、少なくとも、私はもう二度と好き好んで飲もうとは思いません。一体、この味付けで商品化にgoサインを出すとは、「ファイナルファンタジー」というブランドを使いながら、サントリーさんは端から売る気が無かったものとしか思えないのだけど。

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