2006年03月14日 (火)

あしたをつかめ No.75「プラモデル設計士」

NHK教育の仕事ガイダンス番組「あしたをつかめ」の3月13日(月)の放送で取り上げられたのは、バンダイに勤務するプラモデル設計士。社会人3年目の23歳、ホビー事業部設計チームに所属する前田哲也氏は、3次元製図ソフトCADを駆使し、時に数百にも及ぶガンプラのパーツをデザインしています。コンマ1mmの世界で格闘するシビアなお仕事の一端をザックリと紹介しました。

NHK教育:
あしたをつかめ ~平成若者仕事図鑑

No.75
「こだわりをカタチに!」
プラモデル設計士 前田哲也

彼のプロとしての初仕事は某作品に登場するストライクガンダムの4cmアーミーナイフ。デザインを通すのに実に2週間を要したというエピソードを披露する傍ら、企画から商品完成までに約半年掛かるという開発の舞台裏、ディテールに迫りながら、今回クローズアップされたのは5月発売予定の新商品、100パーツ1,000円のHGUC「旧ザク」でした。ショルダータックルという“キービジュアル”を実現する為に苦闘する様子が綴られる中で、クリエイターの顔が見えるというのもまた乙なものです。消費者である私たちはいとも簡単にデザインの解釈に文句を付けがちなのだけど、こういった苦労の結晶を目の当たりにすると、良くも悪くも商品を見る目が変わって来そうですね。

なお、金曜日深夜と土曜日午前に再放送がございます。

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