2006年03月17日 (金)

TDK、記録型CD・DVD製品の生産から撤退

TDKは、記録型CD・DVD製品の生産から撤退することを発表しました。

当社は今期、記録メディア事業の大幅な構造改革を推進してまいりました。
その進捗と今後の事業戦略構築において、記録型CD・DVD製品の市場価格の急激な下落による収益悪化を受け、同製品の製造事業の再生を様々な観点から検討してまいりましたが、記録メディア事業全体の構造改革をさらに推し進めるため、記録型CD・DVD製品の生産から撤退するとの判断に至りました。

記録型CD・DVD製品生産からの撤退に関するお知らせ 記録メディア部門の構造改革を加速

今後、汎用タイプの記録型CD・DVD供給は、従来から進めていた社外への製造委託(ODM)へ完全移行するとしています。

うーん、やはり今時の記録メディア事業は採算が合わないということなのでしょうか。例えばTDKのCD-Rメディアは、コンビニでも手に入る手軽さが魅力だった割に、耐久性に優れるだけでなく、オーディオファイルを焼いた時の“音”の良さも評価されていました。YAMAHAのCRW3200との相性もバッチリだったので、我が家では三井化学のMITSUI GOLD亡き後、RICOHのメディアと共に、一時重宝したものです。思えば、初めて買ったCD-RもTDKのもので、色々と思い出深いメディアでございました。

最後の砦、とも言われていたTDKの記録型CD・DVDメディアは、大変素性の良い製品だっただけに、今回の決定は一寸残念です。

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