2006年03月20日 (月)

劇団ひとり「陰日向に咲く」

1月27日に発売された「陰日向に咲く」は劇団ひとりの処女小説で、6人の落ちこぼれ達を愛と笑いで包み込んだ5編からなる連作短編小説集。映像化権を巡り争奪戦が繰り広げられるなど、話題が話題を呼んで、今売れている様です。

Amazon.co.jp:陰日向に咲く

文芸評論家の斉藤美奈子氏は雑誌の書評で「ふつうに直木賞を狙えるレベルでしょう」と言い切り、作家の恩田陸氏も「ビギナーズ・ラックにしてはうますぎる」と絶賛。

劇団ひとり処女小説 争奪戦激化

など、べた褒めされています。あれだけの一人芝居、それも豊富なレパートリーを誇る劇団ひとりですから、面白さは折り紙付きといったところでしょうか。彼のユニークな人物模写は、並の観察眼や洞察力では成し得ないレベルのものだと想像できます、それこそ世界観を広げれば軽く本が書けてしまうくらいに。いや、実に才能豊かな芸人さんです。そのうち読んでみたいですね、ウィッシュリスト行き。

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