2006年03月30日 (木)

オウム真理教元代表、麻原彰晃被告の死刑確定へ

オウム真理教元代表の麻原彰晃こと松本智津夫被告(51)について、控訴審の東京高裁は、弁護側が期限内に控訴趣意書を提出していないことを理由に、弁護側の控訴を棄却し、裁判の手続きを打ち切る決定をしたとのこと。

決定が今後の不服申し立て手続きでも覆らなければ、地下鉄、松本両サリン事件など未曽有のテロ事件の首謀者とされ、13の事件で殺人などの罪に問われた「教祖」の公判は、起訴から約11年を経て、控訴審で一度も公判が開かれないまま死刑が確定する。

オウム松本被告の控訴棄却 死刑確定の可能性

世界を震撼させた衝撃的なテロ事件の数々も、首謀者の死刑確定によって一応の決着を見そうです。しかし、長引く裁判を通じて明らかになった真実はと言えば、ほとんど無いのが現状。アーレフへの改称後も、未だに多数の信者を抱える教団内部には危険な教義が信仰の対象として存在するといい、根本的な事件の解決には程遠い実情があります。

思い起こせば、当時、センセーショナルな報道が連日ブラウン管を賑わす中で、坂本弁護士一家失踪事件や松本サリン事件など、一連のテロ事件がオウム真理教によるものだと判明した際には、破防法の適用を免れたことに大きな疑念を抱いたものです。拠り所を失った信者の暴走を恐れたとか、教団が地下に潜ることを危惧したとか、様々な理由が憶測されましたが、果たして、オウム真理教ほどのテロ集団に破防法が適用されないのであれば、この法律はリスクヘッジとしての機能すら有していないのではないかと、一法治国家民として、有名無実な法律に落胆したことを覚えています。

死刑判決が確定すれば報道も序々に収束していくものと思われますが、司法制度やマスコミの在り方なども含めて、事件の教訓を風化させないことが、これからの私たちの課題であり、務めになるのでしょう。

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