2006年05月06日 (土)

「PRIDE無差別級グランプリ2006」開幕

60億分の1、人類最強を決定する「PRIDE無差別級グランプリ2006」が5日、大阪ドームで開幕しました。

PRIDE無差別級グランプリ2006 開幕戦

魂を震わす渾身のファイトで魅せた“世界のTK”高阪剛選手と、ヘヴン革命への到達はならなかった“本能のリアル・プロレスラー”美濃輪育久選手。見所の多かった「PRIDE無差別級グランプリ2006」1回戦ですが、やはり本命は“猪木イズム最後の継承者”改め“帰ってきた野獣”藤田和之選手。

猪木事務所から独立したことで、入場テーマ曲も一新。ジミー・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」に乗せて登場した彼の7ヶ月ぶりの実戦の舞台は、総合格闘技の頂「PRIDE」でした。この人には、何かやってくれるという期待感と信頼感、そしてハートを熱くさせるパワーがあります。ジェームス・トンプソン選手の強打を前に壮絶な戦いとなりましたが、最後は窮状を逆転しての粘り勝ち。折れない強靭な精神力で、空白の3年間を埋めるビッグカムバックを果たして見せました。やはり「PRIDE」の試合はこうでなくてはッ!

フリーの格闘家として再スタートを切った藤田選手。トンプソン如きに何を苦戦しているかという厳しい意見もありますが、昨日の試合、私は感動的ですらありました。ただ、この人に見合う目標はあくまでも打倒ヒョードル。実現に向けて更なる進化を期待したいです。

リンク:PRIDE OFFICIAL WEBSITE

ARCHIVES

  • Browse All Archives [1745] »

RECENT ENTRIES