2006年07月17日 (月)

F1、SAF1山本左近選手がセカンドドライバーに

スーパーアグリF1のサードドライバー・山本左近選手が、F1第12戦ドイツGPからセカンドドライバーに昇格を果たすことが明らかになりました。母国フランスGPがレースドライバーとしての最後のパフォーマンスとなったモンタニーは、ドイツGP以降、サードドライバーとしてチームに貢献することになると見られています。

左近選手は、これまでに4レースで金曜のプラクティスを走行していますから、F1マシンでの経験という意味では確かなものを得ているでしょう。しかし、スーパーライセンスを剥奪されてしまった井出有治選手よりも見劣りする実績で、果たしてどれだけの結果を残せるのか、疑問を挟み込む余地は十分にあります。

鈴木亜久里代表は、日本人ドライバーを起用することに強いこだわりを持っています。しかし、ルノーの開発ドライバーとして評価されていたモンタニーが、井出選手が去って以降、琢磨と共にSAF1を支えていたのは間違いありません。彼には、新車投入後もセカンドドライバーとして頑張って貰いたかっただけに、山本左近選手との交代は残念でなりません。

リンク:
左近、ドイツGPからレースドライバーに昇格!
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