2006年07月18日 (火)

本日の仮面ライダーカブト(07.16)

仮面ライダーカブト:「第24話」

「仮面ライダーカブト」の謎に一歩迫る渋谷最奥部「AREA X」侵入編。地味にカブトの正体がひよりちゃんの知るところとなるなど、伏線の展開という意味でも興味深かった24話ですが、今週はそのひよりちゃんが一際可愛かった!

さて、冒頭では、カブトゼクターの応用ギミック「プットオン」を初披露。装甲をパージして弾き飛ばす「キャストオフ」に対して、「プットオン」は逆に装甲を再装着するアクションです。ビジュアル的にインパクトがあるだけでなく、可逆的な着脱が可能であるという方向性を示したお陰で、戦略的な幅はグッと広がりました。新機軸としてもかなり面白いです。

また、狭窄的に天道様と一悶着やらかした神代君ですが、一方で非常に聞き分けの良い常識的な部分と、ある意味で人間的な成長を見せた為、これまでの印象が一変。

「この勝負、俺の負けだ。俺は勝負に負けたんじゃない。お前の、ノブレス・オブリージュに負けたんだ。」
「じいやが言っていた。高貴な振る舞いには、高貴な振る舞いで返せ。それが俺のノブレス・オブリージュ!」

“ノブレス・オブリージュ”───それは高貴なる者の負うべき義務、転じて、高貴なる者の高貴なる振る舞いのこと。週を追うごとにエキセントリックな魅力を増している神代君ですが、そのギャップに勢い惚れてしまいそうです。カブトとガタックの2ショットにもシビれましたが、最後に見せ場をさらっていったサソードが今週のMVPで間違いないでしょう。ここまでポイントの高いキャラクターになると、存在そのものが死亡フラグであるという部分において「その正体は人類の敵ワームである」という一点のみが惜しまれます。

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