2006年07月26日 (水)

DVD「機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-」発売

Amazon.co.jp:機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-

「機動戦士ガンダム」の正統なる続編として1985年からテレビ放送された「機動戦士Zガンダム」を再編集し、“A New Translation”版として、現在の視点から物語を再構成した劇場版3部作。その第3部「機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-」のDVDが、8月25日に発売されます。

原作・脚本・絵コンテ・総監督をガンダムの生みの親である富野由悠季が担当し、ガンダムファンとして名高い人気アーティストGacktがテーマ曲を提供。既存フィルムと新作映像を融合させるデジタル技術「エイジング」も話題を集めました。

「誰も知らないラスト」を前提に、TVシリーズとは異なる解釈で制作された劇場版。しかし、ネット上では厳しい評価も多く見られ、「3部作ではなく、あくまでもTVシリーズを踏まえた上での“if”として捉えるべき」など、作品の意義を根本から否定する批判も少なくありません。悲劇的な顛末だったからこそ印象に刻まれた物語が、「一見予想されうるハッピーエンドを迎える」というのは、果たして望まれた結末だったのでしょうか。期待の裏返しとはいえ、これでは、敢えてこの時代に“新訳”を打ち出し、富野御大その人が「Z」を手掛けたことの意味が見出せないかもしれません。

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