2006年07月27日 (木)

本日のお届けもの:HCM-Pro 29 サザビー ほか

シリーズ最新作「サザビー」をゲット。この「サザビー」と「ヤクト・ドーガ」は、設定通り他のモビルスーツよりも一回り大きいサイズです。特に、単体ではHCM-Pro最大サイズとなるサザビーのデカさは圧倒的。

Amazon.co.jp:HCM-Pro 29 MSN-04 サザビー

  • HCM-Pro 02 MS-06F ザクII
  • HCM-Pro 18 ZGMF-X42S デスティニーガンダム
  • HCM-Pro 28 MSN-03 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)
  • HCM-Pro 29 MSN-04 サザビー
  • エポック クリアーコレクションケース LW400(クリアー)

金色の特殊塗装が一際美しい「ヤクト・ドーガ」は、評判通り非常に完成度の高いキット。モノアイの可動が緩く、一部ホコリ混じりの塗装やヒケているパーツがあり、微妙にハズレを引いてしまった感はありますが、やや寸詰まりの胴体を除けば、造形バランスもプロポーションも文句無し。重量級モビルスーツらしいマッシブなボディは迫力満点です。パッケージには初回限定スペシャルパックが付属していますが、マーキングデカールの使い道がありません。

一方の「サザビー」は、「ヤクト・ドーガ」のそれに比べると、一寸見劣りする惜しいキット。HCM-Proで「サザビー」が手に入る───それだけですっかり満足してしまった私ですが、粗を探せば何とやら。庇とフェイスの角度のせいで完全に隠れてしまう目立って小さいモノアイなど、頭部の造形はイマイチ。また、細身の胴体に対して、間延びした下半身が足を引っ張っており、そのせいで全体的にバランスが悪く、各部位間でチグハグな印象を与えてしまっています。

とはいえ、ブチ穴の施された精彩なディテールは見事という他なく、細部に渡る情報密度は圧巻。また、本体色の鈍い紅が、精悍さを引き立てています。掌サイズでここまで完成された「サザビー」は他には存在しないでしょう。それどころか、現存する主要な「サザビー」のキットの中でさえ、最高峰の出来と言っても過言ではありません。塗装の飛び散りさえなければ、接地性をマイナスしても90点は堅かった!

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