2006年08月04日 (金)

スーパーアグリF1、新車「SA06」を投入

遂に投入されたスーパーアグリF1待望のニューマシン「SA06」。主に

・20kgの軽量化と低重心化
・全く新しいエアロダイナミクス・パッケージの開発
・ホンダ製クイックシフトギヤボックスの採用と、リヤサスペンションの刷新

などがアップデートポイントとして挙げられます。

Photo:SA06

パッと見で分かる変化と言えば、車高、ノーズ、サイドポンツーン、そしてカラーリングでしょうか。カラーリングは、レッドの包有量が増え、ブラックとのコントラストがよりシックに、格好良くなりました。チームロゴをモチーフにしたデザインはスタイリッシュで、かなり速そう。が、コクピットのサイドに目立つ「アデランス」のロゴが激しくダサイ!この凡そ場違いなロゴの現実感には、気が抜けてしまいます。

なお、現在の完成度は85%ながら、既にミッドランドの間に割って入るなど、手応えは確かなものがあります。旧車に比べて「1周で2秒アップする」と言われる「SA06」には、ミッドランドと同等かそれ以上の戦闘力が期待されており、真価が発揮されれば入賞も夢ではありません。コンプリートパッケージが登場するトルコGP以降が楽しみです。

リンク:
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