2006年11月01日 (水)

「Windows Vista」日本語版の価格が発表

マイクロソフト、「Windows Vista」日本語版の価格を発表

マイクロソフトは、次期OS「Windows Vista」日本語版の推定小売価格を発表しました。パッケージ版は、全ての機能が含まれる最上位版「Windows Vista Ultimate」、ビジネスユーザー向けの「Windows Vista Business」、ホームユーザー向けの高機能版「Windows Vista Home Premium」、ホームユーザー向けの基本版「Windows Vista Home Basic」の4種類で展開されます。

「Windows Vista Ultimate」 …51,240円(33,390円)
「Windows Vista Business」 …39,690円(27,090円)
「Windows Vista Home Premium」 …31,290円(20,790円)
「Windows Vista Home Basic」 …27,090円(14,490円)

カッコ内は「Windows XP」からのアップグレード版の価格です。

マイクロソフトでは、Windows Aeroとメディアセンターが収録された「Windows Vista Home Premium」を主力エディションと位置づけていますが、ローグレードの「Windows Vista Home Basic」で27,090円という価格設定は、ホームユースで購入するには中々と厳しいお値段です。「Windows XP」で必要十分≒不自由しないという点では、現状「Windows Vista」に魅力を感じない、とするユーザーも多く、この強気な価格設定が、結果的にそういったユーザーのアップグレードを踏み止まらせる決定的な理由になるのではないでしょうか。

尤も、プリインストールされたPCしか使わない大半のパーソナルユーザーにとっては、あまり関係のない話かもしれません。問題となるのは、OSを別途導入する必要がある一部の自作PC派と、Intel Mac用のWindowsが必要となるユーザーでしょうか。

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