2007年01月04日 (木)

本日のお届けもの:「技」S端子ケーブル ほか

PS2で現在使用しているS端子ケーブルの予備も兼ねて、PS2 to DVDレコーダー用のS端子ケーブルを購入しました。

Amazon.co.jp:「技」S端子ケーブル

フジワーク“技”S端子ケーブル

CYBER・S端子ケーブルHG

この「“技”S端子ケーブル」、純正のS端子ケーブルに比べると、画面の明るさは0.5割増、映像も気持ち鮮明になった印象です。明るさが過ぎることで文字がぼやけて見えたり、また明瞭さが却ってジャギーを目立たせる場面もありますが、純正のケーブルよりも安いのが○。ケーブル長が1.8mとやや短いので留意が必要ですが、機能的でコストパフォーマンスが高く、オススメの一品です。

サイバーガジェットの「CYBER・S端子ケーブルHG」も同時に試用しましたが、画質 / 音質については「“技”S端子ケーブル」のシャープネス / ステレオ感を凌駕するレベルで問題ないものの、PS2側の出力端子に負担のかかる設計が難点でした。その点、「“技”S端子ケーブル」はSCE商標ライセンス商品なので互換性に問題はなく、安心感があります。

HD画質が叫ばれる昨今では既に時代遅れとなりつつあるS端子ケーブルですが、PS2世代にとってはまだまだ現役の高画質ケーブル。コンポジットからのグレードアップで、画質は見違えるほど劇的に向上します。より鮮明な映像世界へ、今なおコンポジットケーブルで接続されている方は是非。

付記

一定期間吟味したところ、純正S端子ケーブル、及び「“技”S端子ケーブル」、「CYBER・S端子ケーブルHG」、この3種類の中では、「CYBER・S端子ケーブルHG」が最も明るく鮮明で、付随的に音声のステレオ感も向上している印象です。ただ、その分、あらゆるディテールで過剰なジャギーが目立つので、これをSDTVにおけるコンソール画質で“高画質”とするには心情的にも微妙な葛藤があります。バランス的には、やはり純正S端子ケーブルと「“技”S端子ケーブル」が優れているので、この2種類を好みで選別するのが無難な感じです。

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