2007年01月27日 (土)

本日のお届けもの:変身ベルトDXカブトゼクター

Amazon.co.jp:DXカブトゼクター

勢いで「仮面ライダーカブト 変身ベルトDXカブトゼクター」を確保してしまいました。クリスマス商戦もお年玉商戦もとうに過ぎ去り、本編も最終回を残すだけという時期に物色を始めるのは無謀でしたが、手近な所からしらみつぶしにローラーを掛けたところ、ASOBITCITY ネットショップにて運良く在庫を発見。ほどなく売り切れた様子だったので、ギリギリの滑り込みだったようです。

こう見えても、なりきり玩具を手にするなんて経験は生まれて初めてのこと。まさかこの歳になって変身ベルトを買う羽目になるとは思いませんでしたが、これがなかなか新鮮で、ガシャガシャと弄っているだけでも楽しい。やっぱり変身ベルトは男の子の夢であり憧れです。

特に「仮面ライダーカブト」に登場するゼクターは、それ一つで変身も必殺も出来る完成度の高いアイテム。デザイン的に魅力的なライダーが出揃い、メカ関係も素敵なものが多い中で、ゼクターのマシンボイスと、変速機を切り替える様な直感的なギミックはツボ。童心を呼び覚まし、男心をくすぐるものがギュッと詰まっています。

「変身」にしろ「キャストオフ」にしろ「ライダーキック」にしろ、“人が口で唱える→アイテムが復唱する”という演出と、一連の動作を再現出来るゼクターシリーズの商品仕様は、単に“アイテムが沢山しゃべる”レベルを超えて、なりきりカテゴリーの新しい楽しみ方を提供していると思います。かの様式美に惚れ込んだ人間にとっては、それが自身の手に取って遊べるというだけでも堪らない玩具ですが、“弄る楽しさ”を追求したとあって、直接的な仕掛けを“操作する面白さ”そのものに長けているのが特徴的です。

気になる点を挙げるとすれば、やはり「ライダーキック」のテンポが悪いことと、「クロックアップ」が収録されていないこと。また、音声の解像度が粗く曇っているので、環境によってはただやかましいだけなのが惜しい。それでも、ギミックの再現度は高く、よく出来ています。LEDの光り方も乙なもので、まさに光る!鳴る!といったキャッチフレーズがピッタリ。ただ、購入前は、ちょっと過剰な期待というか、ある種の幻想を抱いていた部分があったのですが、いくら完成度が高くても、これはあくまでも子供向けの玩具であって、それ以上でも以下でもない。それが確認出来ただけでも収穫でした。

しかし、なりきり3点セットとして想定していた「DXカブトゼクター」以外の“神器”、「DXハイパーゼクター」と「DXパーフェクトゼクター」の確保はならず。CMを目にする度に強く惹かれながらも、購入に踏み切れなかったことを今更ながらに激しく後悔しています。

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